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好きだ、[12/4/14 拍手御礼追加]

好きだ、 [DVD]好きだ、 [DVD]
(2006/09/22)
宮崎あおい、西島秀俊 他

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何だかとても優しい映画。
これ、劇場で一人で見たかったぁ。

前半、17歳のユウとヨースケ。
密かにユウはヨースケを想っているけど、「好きだ」が言えず。
そのまま17年が経つ。
前半は、ユウの視点で描かれていて、田舎の自然溢れる町で、清らかな空と川の風景。
そこに、まだ汚れというか、社会の荒波にのまれていない純真な二人がすごく合っていて。

17年後は、34歳になったヨースケ視点で描かれる。
偶然ユウと再会し、17年前の自分たちとどこか変わったようで、変わらないような。
大人になるっていろんなものを見失っていくのかなって。
それが、東京の色の無い町で表現されているようで。
でも、変わらないのが「好きだ」という一言。
まさか、あのシーンで「好きだ、」が出てくるとは思わなかったけど、心のつっかえが取れたような気持ちになった。

私は17歳と34歳のちょうど真ん中ぐらいの年齢なので、17歳の時の気持ちは忘れかけているし、34歳の気持ちはまだ分からないけど、本当に好きな人に「好きだ、」の一言が言えないじれったさ。
この「好きだ、」が言えて本当に良かったねって画面に向かって言いそうだった。
ラストシーンの二人を見ていると本当にそう思う。

タイトルの「好きだ、」の「、」が良いですね。
「好きだーーーー」でも「好きだっ!」でもなくて、「好きだ、」と静かに余韻を残すような表現で。
それが、この静かな映画に合っている。

おそらく、この映画は好きな人と嫌いな人にわかれる作品。
物語を通じて、セリフは少ないし、音楽もほとんどない、物語に劇的なものも殆どなくて、淡々と進んでいる。
たぶん、途中で眠くなったりリタイアしたり、DVDだったら早送りしたくなるかもしれない。
でも、役者の表情だけで気持ちが表現されているのがよくわかって、私はじっくり見てしまった。
たぶん、役者さんも台詞が殆どないからアドリブのような素の演技をしていたんじゃないかと思うと、役者の力量が問われる作品ですね。

17歳のユウが宮崎あおいさん→34歳のユウが永作博美さん
17歳のヨースケが瑛太さん→34歳のヨースケが西島秀俊さん

普通、年代を超えて違う役者が演じると違和感があったりするけど、これはまったくなかった。
そこがすごいね。

私は西島さん目当てで見たので、西島さんの優しい語り、表情が良いですね。
西島さんの優しい声と独特の間合い。
これを感じられただけで、癒しですよ。
欲を言うなら、ギターを弾く西島さんが見たかったけどね。

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拍手御礼です。

nicosmileさん
「好きだ、」を観られたんですね。
派手な作品ではないですけど、音楽も含めて優しい作品ですよね。
この映画、台詞が無くて役者自身にそのときの状況から思ったことを言って欲しいという演出をしているようなので、nicosmileさんがいう自然にこぼれた言葉というのは、その通りですね!
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