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Not alone

ストロベリーナイト 第8話

今回の話を見ていて思い出したのは、最近読んだ伊坂幸太郎の「モダンタイムス」。
この作品には、ナチス時代にユダヤ人の強制収容の指揮にあたったアイヒマンの話が出てくる。
アイヒマンは戦後の裁判で自分はただ命令に従っただけと答える。
作業を分担すると、それぞれの責任の割合は少なくなる。
ある人は部品を作り、ある人はその部品を組み立てる、ある人は完成した製品を運び、ある人は渡された製品で人を殺す。
最初の人が部品を作らなければ、次の人が部品を組み立てなければ、誰かがどこかで罪の意識を感じ自分の仕事を止めれば、最終的に殺人は行われなかったのかもしれない。
だけど、一人ひとりの作業は分断され、最初の人は自分の仕事によって人が殺されるとは知らないかもしれない。
また、たとえ知っていたとしても直接自分が手を下さないので、罪の意識は感じない、もしくは低いのかもしれない。
そして、全員命令に従っただけであると答える。皆機械的に作業をこなしただけ。

今回のストロベリーナイトに出てきた殺し屋。
彼は、最終的に罪の意識を感じて自殺した。
彼は、おそらく暴力団から命令された殺人も初めの頃は機械的に行っていたのかもしれない。
そして、その機械的な作業に慣れてきたのかもしれない。
けれど、彼は機械になりきれなかった。
そんな時に、機械になる自分を止めてくれる女性に出会った。
人間に戻れると思ったけれど、それが無理だったから自殺した。
彼は、13人もの人間を殺した殺人者であるけれど、非常に繊細な人だったのかな。
繊細だからこそ、自分を守るために相手を傷つけていたとしたら、悲しいですね。

その悲哀が出ていたのは、やはり木村多江さんが演じていたからですかね。
姫川さんとの取調べのシーン、小さな声でボゾボソ話すその声のか弱さ。
さすがです。

また、日下さん。
日下さんは、姫川さんが勘を頼りに突っ走る姿を見ていてヒヤヒヤしていると。
過去に、勘に頼って失敗したこともあるんですかね?
最後、姫川さんが日下さんに「大嫌い」と言っていたのは、ちょっと大人気ないですね。

最後に菊田!
今回は、井岡だったり、日下だったりと濃いメンバーが揃っていたので影が若干薄かった?
でも、何気なく姫川さんにタバコを差し入れたりと、菊田の優しさが見えましたね。
次回予告で、ついに菊田が姫川さんを抱きしめる場面がありましたが、今までの伏線がようやく実になるのかな?

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今日、たまたま買ったMOREにも西島さんのインタビューが載っていて、何だか得した気分!
良く見たら表紙に「西島秀俊」って文字がありましたね。

インタビューには、ストロベリーナイトの現場では、甘い物が多くて、専用の特等席を用意されチョコレートフォンデュとかしていたという西島さん(笑)
自分が20代の時の40代の役者さんは、こんな子供っぽくなかったはずなので、もう少し責任を持ちたいとか…。
チョコフォンデュをしている西島さんを想像したら、(●´艸`)フ゛ハッ

さて、これからストロベリーナイト!!菊田!!

火曜サプライズは、「これだけ?」ってぐらい短くて、がっかり(* _ω_)...